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飢え飢え

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【図書館の騎士団】読んだので


知識は命よりも重い…!


雰囲気的には図書館戦争+進撃の巨人+軍靴のバルツァーみたいな感じ?
本を守る為に騎士団を作った的な…いやよくわからん。
その本が何故大事なのか、何故騎士団を作るに至ったのか、そういった世界観的な背景が1巻の時点であまり描かれていないせいでハテナが多くてなんともなんとも。
読解力の無さはみんなわかってると思うからまぁ置いておいて。
「本」というものがよほど貴重な物なのか、それとも「本に記された事」が重要なのか…
コミックの宣伝ページで解説されてて理解する始末である。残念な頭です。


主人公は…たぶん司書で女性騎士のアーデルハイト。
こう、女性主人公の割に美人!って感じじゃなくて太眉にそばかす、「飾りっ気のない」って感じの見た目だったのがなかなか新鮮。
女性に対する萌え要素を削ったから、戦争をしているうちにヘタな恋愛要素が入って失速はしないだろうという安心感。
別に恋愛要素あってもいいんだけど恋をした結果、色々と足引っ張っちゃう的な展開がダメで。
 読み進めていくうちに素朴な見た目がなかなかこう 可愛く思えてくるので 良いです。GOODです。
初見は騎士団隊長のイグナーツが主人公かな…と思ったけど本を巡る物語が中心の話になるようだったし、アーデルハイトが主人公だろうな。
キャラ的には野心家っぽいジスランがツボ。
「目標の為なら手段を選ばないキャラ」ってのはいつ転落していくかな~と思って見てるのが好きでな


戦闘描写は人体破損も断裂も断面図もアリで残酷だけどあっさりめ。
ヒロイックな戦闘シーンじゃなくて「戦いなんてこんなもんだよ」的なあっさり感。
それが良いと思うか物足りないと思うかは人それぞれかな~。
断面図をみっちり描いてる感じは作者の気合いを感じる。


知識を得るための図書館という施設が独立国家になっている?のか。
タイトルにもなっている「図書館」が1巻の時点ではあまり描写ないような?
どちらかといえば、その「図書館」に貯蔵されている本の内容を主人公が記憶していて、それをどう使うか、って事に重きを置いている感じなのかもしれない。
設定はすごく面白いしそれに惹かれて買ったけど中身を読んだら、うーんうーん。
「1巻を飛ばして2巻を買ってしまった、って感覚」って言ってる人がいたけどそれに近いな。


個人的には「図書館」の方を重要視して買ったから、戦記物だったことにほぉ…ってなってるところ。
2巻を買うかどうかは微妙だな~…。
逆に1巻が「うーん?」な出来だから2巻からに期待、ってとれば良いんだろうけども。
同じような戦記物なら軍靴のバルツァーの方が良いかな~ってなっちゃってて…。

総評:好きな人はハマる漫画だなと思いました。

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